2011年11月3日木曜日

小倉の「のん木」で飲み会

今日は飲み会だった。

北九州市の小倉駅前には、堺町という飲み屋街があり、そこには沢山の飲み屋が入った丸源ビルがいくつもある。そしてそれを区別するために、番号が振られている。丸源ビル8番の一階には、有名な「のん木」という店があり、そこで飲み会はあった。このような店の例に漏れず、6人座れるボックス席と、やはり6人座れるカウンターだけしかない狭い店だが、肝っ玉母さんのような女将が、快く迎えてくれる。
 狭い店内のカウンターの壁には、日本酒が並んでいる。
 そして、女将のこだわりなのかこのような飾り物もある。
 今回で3回目だが、毎回違う料理が出てくる。レパートリーはかなり多いのだろう。私は、下戸なのでもっぱら食べる方なのだが、それにしてもうまい。何が出てきても、標準を超えている。

刺身の盛り合わせ。
 なすびとミンチの煮たもの。かなりうまい。
 上に乗っているのは、椎茸だ。その下は、鶏肉だが、とろとろに軟らかく煮られている。
 全体を写していなかったが、フタをした状態では茶碗蒸しの様だが、中身はキャベツとつみれだ。これがまたとてもうまい。指でさしている赤いのは、からしでとても辛い。これを汁に溶かして食する。
 これはコロッケ。ミンチが効いており、外はカリカリで中身はとろとろだ。

もちろん、一緒に行った飲んべえたちは、ビールから始まって焼酎や酒の水割りなどを楽しく飲んでいる。口数は多くない女将ともう一人の女性は、甲斐甲斐しく、次々と料理を持ってきてくれる。正直言って飲み屋街には、下品な店もあるが、ここはまるで、旅館にでも来たような落ち着きのある店だ。

大おすすめだ。


関連ランキング:割烹・小料理 | 平和通駅旦過駅小倉駅

2011年8月17日水曜日

ThinkPad R61e ファン交換

以前使用していたThinkPad R61eは、使用中にかなり大きくファンがガラガラと音を立てており、時々FAN Errorと表示して起動しないことがあった。
インターネットで検索してみとるこの症状はかなり多いらしく、対処方法も書いてある。つまり、ファンを交換すれば良い分けた。Yahooのオークションや、楽天市場などで売っているが、5,000円程度の価格となっている。購入しようかと思ったのだが、これらの業者は特にLenovoとは関係無い業者だ。おそらく何かあっても保証は無いに違いない。それなら少々高くてもLenevoから購入した方が良いような気がした。調べると、未だに、ThinkPadは、IBMが部品を販売している。インターネットの時代だからWebでつまりオンラインで注文できれば良いのだが、BtoBを主とするIBMでは、直接電話しないと駄目らしい。

ということで、IBMの部品サポートに電話することにした。ただし、単なるIBMではなく、Lenovoのサポートは下の番号だった。

IBM部品センター
電話: 043-350-8607
時間: 9:00-12:00, 13:00-17:30
受付日: 月~金

普段働いているとこの時間にはなかなか電話できない。仕方ないので、家内に電話してもらった。
R61eのファンを頼むには、その部品番号が必要だ。その点、LenovoというかIBMは、分解メンテナンスマニュアルをPDFファイルとしてWebで提供している。R61eの保守マニュアルは以下のURLからダウンロード可能だ。

http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd11.nsf/jtechinfo/MIGR-67859

私は、このファイルを印刷して手元に置いている。自分で色々いじろうという場合には、本当にLenovoのPCは良い。

で、このマニュアルを探すと、このマニュアルの後ろの方にパーツリストがあり、そこにのまっていた。型番は「042W2779」だ、それとPCの裏に書いてある機種番号があるとよい。

で、電話して、PCのNoと、パーツ番号(FRU)を言ってこの部品が欲しいというとFAXを送ってくれる。FAXが無いという方は、注文できないかもしれない。電話に出た担当者にその旨相談してはどうかと思う。おそらく、郵送になって大変時間がかかることになるだろう。FAXには、代金と振込先が記載されているので、代金を振り込む。FAXには、振り込み用紙のコピーを添付して、FAXしてくれとあるが、私はオンラインで振り込んだので、振り込み詳細画面を印刷した。FAXに部品の購入者情報を記載するところがあるので、記載し、念のため印鑑を押しておく。このFAXと振り込み詳細画面の印刷した紙の二枚を、指定のFAX番号に送信した。

3日後には部品が届いた。

この箱が別のもっと大きい箱に入っていた。因みに、価格は、4,120円+ 送料1000円だった。送料は、地域によって変わるのかもしれない。なんと、Yahooのオークションや、楽天で買うよりも安い。おそらく、IBMから購入できる事を皆さん知らないのではないだろうか。結局業者も、IBMから仕入れているのだろうから、これを大幅に下回る価格では売れないだろう。業者の利益を考えれば。
 箱の中身はこんな状態。
 これが、印刷している保守マニュアル。
ネジ1つから説明があり、ファン交換の際も必要なネジのみを、説明に従って外していけばよいので本当に楽だ。このようなマニュアルが無いと構造が判らないので、むやみやたらとネジを外していって、後で収拾が付かなく事がある。
 さらに、そのネジの所には、それぞれマークが付いており、マニュアルと符合するようになっている。
 ということで裏側のネジを外したら、パームレストを外す。
 これが外したところ。メモリが見える。
 次にキーボードを外す。手前から浮かせて、静かに手前に引き、ひっくり返す。
 ファンが見えてきた。次にファンの上に半分かぶっているカバーを外すしてファンが全部見れるようにする。
 これがその状態。後は、ファンのネジ6本を外すのみ。
 外せた。
 中央の緑色の四角いICがCPUだ。これも、購入したときには、Celeron 540だったが、すぐにCore 2 Duo T7250に変更した。DualCoreとSingle Coreでは、相当なパフォーマンスの差があった。
 新旧のファンの比較。
 新品のファンには、あらかじめグリスが着いているので別途用意する必要はない。
 こちらは、以前CPU交換の時に、私が付けたグリスだ。
 CPUと手前の黒いチップセットに着いているグリスは拭き取っておく。
 ぴかぴかになった。
で、後は、今までの逆にファンの取り付け、そしてカバー、キーボード、パームレスト、裏のネジと元に戻しておしまいだ。
ファンの音も静かになって復活だ。CPUがCore 2 Duo のためか、Windows Vista BASICにも関わらず、普通に使える。現役機種と、Webやメールくらいなら区別は付かない。ただし、ビデオのエンコードなどの負荷の高い処理をさせると遅いと感じてしまう。

でも、普通に使うには全く問題無い。

さて、これをどうしようかな。実は、私のと家内の2台あめので、1台は売ってしまおうか。だが、新品でも下手すると4万くらいでこの手の大型ノートは買えてしまうので、買いたたかれてしまうかもしれない。でも、価格次第では売ってしまいたい。

2011年7月21日木曜日

Windows Home Server 2011導入

我が家の2台目のサーバーを今年になって作成したが、まだ、Windows Home Server V1(以下WHS V1)だったので、4Kセクターの2TBハードディスクに対応しておらず、仕方ないので、Windows Server 2008 R2をインストールして、Hyper-Vで、WHS V1を動かすという暫定処置を取っていた。Windows Home Server 2011(以下 WHS 2011)も発売されたが、なかなか手つかずだったが、だんだんとファイルがたまってくると、移行するのに大変になるので、意を決して移行することにした。

だが、一つ問題がある。WHS V1は、Drive Extender(以下DE)という便利なハードディスクの管理方法があって、多数のHDDを1つのドライブのように見せる機能があった。そして、HDDの取り替えも機能として実装されていた。しかし、WHS 2011になって、DE機能が廃止されてしまった。これが最大の問題だ。せっかく2TB×6台の大容量なのに、個々のHDDとして認識させると管理が面倒で。そこで、OSの機能であるRAID機能を使って1台の大きなHDDとして認識させることにした。それでも、OS起動用にはRAIDのままでは出来ないので、外付けHDDケースと1TBのHDDも多数余っているので、これを取り付けて、外付けHDDから起動するようにして、内蔵の2TB×6のHDDは、RAID5で運用する事にした。これなら、10TBとして使用できる。ただ、USBではアクセスが遅すぎるので、SerialATA I/Fカードを追加して、eSATAでつなぐことにした。

前準備として、現在のHDDの中身をバックアップする必要が有り、これに1週間以上かかった。なにしろ、USB 2.0接続だったからだ。I/Fカードが入手できていなかったというのと、稼動しているサーバーを止めるのが面倒だったからだ。そして、バックアップも終わったのでサーバーを久しぶりに止めた。開けてみると数ヶ月起動していたわりには、あまり汚れていなかった。それでも、少しは埃があったので、綺麗に掃除した。
 用意したのは、玄人志向のeSATAx2のI/Fカード(SATA2E2-PCIE)だ。PCI Express x1タイプ。
 これが取り付けた所。
 端子は、こんな感じ。
 これが、今回取りつける外付けHDDで、どちらもeSATA/USB 2.0となっていて、いままでUSB 2.0でつないでいた。これにバックアップを行った。
 5インチベイのHDDマウンタに付いている全面ファンのフィルターはさすがに少し汚れていた。
 で、WHS 2011を外付けHDDにインストールし、内蔵のHDDを、RAID5構成で1つのボリュームとした。10TBのつもりだったが、実際には9TB少々にしかならなかった。
 そして、これがサーバー管理用のコンソールだ。
しかし、色々と問題もあった。まずは、ワークグループ名だ。我が家では、デフォルトの「WORKGROUP」から変更していたのだが、WHS 2011では「WORKGROUP」に固定で変更出来ない。インストールの時に変更する裏技もあったらしいが、インストール完了してからの変更は不可能ではないが大変そうだ。ただ、考えてみれば、クライアントはすべてWindows 7なので、ワークグルー名が一致しなくてもあまり問題にはならないようだ。

次が、リモートディスクトップのポート番号だ。これをデフォルトのままというのは、どうも、不安でしょうがない。なので、変更したのだが、そうすると、WHS 2011のコンソール接続が出来なくなってしまう。コンソールのコネクタソフトが標準のリモートディスクトップポートを使用して接続しようとするので、変更されているため当然ながら接続できないのだ。

これの解決策があるのかまだ見つけていないのだが、いまは、直接リモートディスクトップで直接接続して、サーバー上でコンソールを起動して設定などをしている。これって本末転倒な事だ。何か解決策があると良いのだが。

2011年5月15日日曜日

内蔵HDDの外付けHDD化

内蔵していたハードディスクを外付け化して活用することにした。価格も安いので、eSATAと、USB 3.0の2つの2.5インチ外付けケースを購入した。今のところ、eSATAとUSB 3.0の両方に対応したものは出ていないようだ。
まずは、eSATAケースだ。選択基準はもちろん価格だ。NOVAC製の2.5インチHDD用「はい~るKIT」。
 アクセスランプとeSATAとUSB 2.0端子が同じ面に集まっている。これはこれで扱い易い。
 だが、eSATA端子が左中央にあり、ケーブルも太くて、取り回しは良くない。
アクセス速度は、内蔵していたときと変わらない。安定性も高い。だが、USB 2.0接続の方が、起動中に抜き差し出来て便利だ。eSATAだと起動中に抜くと起動しているWindowsが異常になってしまうので、出来ない。

次は、USB 3.0だ。これは、Vostro 3700には標準で付いていないので、ExpressCard用を別途購入した。玄人志向のUSB3.0N-EC34だ。
 中身はこんな感じ。インターフェイスカードの横に有る黒いものは、ExpressCard54用のアダプタだ。
 USB 3.0端子は2つ付いている。
 横には、ACアダプタ用の端子もあるが、ACアダプタ自体は付属していない。
 こんな感じで装着する。思った以上に出っ張っていて非常に邪魔だし、付けたままでのノートPCの移動はやめた方が良いだろう。きっと何かにぶつけてカード自体もだが、ノートPCのExpressCardスロットも壊しかけない。カードを挿す前に、付属のCDからドライバーをインストールして問題無く認識された。

そして、USB 3.0用の外付けケースは、サイズの「USB3.0鎌蔵」だ。
 パッケージ内はこんな感じ。USB 3.0ケーブルも付いていた。
 端子は、USB 3.0一つのみ。
 中の基盤はとてもシンプル。
 アクセスランプは、端子と反対側に付いている。
 基盤にHDDを差し込んでネジ止めしてケースに収める。
さて、準備が整ったので、さっそく接続してみた。だが、全くHDDを認識しない。接続した瞬間に、HDDのアクセスランプが付くが、すぐに消えてしまう。インターフェイスの詳細を見ても、何も接続されていない。これは、HDDを駆動出来るほど電流が流れていないとしか思えない。

そこで、手持ちのACアダプタで、このインターフェイスの補助電源端子につなげるもの見つけて、接続してみた。
 が、やはり同様に認識しない。HDDケース付属のUSB->AC端子変換ケーブルで、電源を供給した状態で、USB 3.0インターフェイスに接続してみた。電源をさすと、当然ながらHDDが回転しているのが解る。そして、HDDケースのアクセスランプも青く光るのだが、やはりPCには認識されない。

ところが、このケースをノートPC本体のUSB 2.0端子に接続すると全く問題無く使える。ということは、HDDケースの問題と思えない。

試しに、USBメモリをさしてみたら、これは普通に認識して使えた。ということは、このインターフェイスとHDDケースの相性が悪いと言うことだろうか。

結局、配置の問題から、本体のUSB 2.0端子に、USB 3.0インターフェイスを接続して使っている。ビデオファイルを多量に転送すると確かに「遅いっ」と感じるが、デジカメのJPGファイルなどであれば、元々カードリーダーが遅い事もあり、ほとんど内蔵HDD(いまはSSDだが)への転送と変わりない。

それにしても、最初は不良品かと思ったが、USB 2.0なら両方ともそれぞれ問題無く動作するのに、この3つをつなぐと動作しないというのはなんとも。それと、ExpressCARDスロットでは、電源供給が足りていない事が解った。そもそもHDDの電源を駆動する事は難しいのだろう。

実際、eSATA/USB 2.0外付けHDDケースを試しにつないでも、だけだったが、電源が別途付いている3.5インチUSB 2.0外付けケースを接続すると、電源の問題がないためか問題無く認識され、動作にも支障がない。今のところUSB 3.0の機器が今回のHDDケースしか無いため、USB 3.0での接続がどれほどの転送速度かは解らなかった。

それにしても、USB 3.0と言うのは、USB 2.0よりも電源も強化されたインターフェイスだったはずで、ExpressCARDスロットで、電源の供給が不足ならACアダプタなりを添付して利用するように商品企画すべきではないだろうか。