2010年6月22日火曜日

Blu-ray HDR (TZ-BDW900J)で作成したBD-RのPS3での再生

J-COMのBlu-ray HDR (TZ-BDW900J)で、ハイビジョンの映画を何本か録画した。容量を節約するために、MPEG-4 AVC/H.264エンコードモードで行った。録画モードは、かなり圧縮がかかっていると思われるHLだ。ちなみに、録画モードには、以下のものが有る。

DR残量29:00
HG残量52:00
HX残量80:00
HE残量120:00
HL残量160:00
HM残量232:00
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XP残量71:00
SP残量142:00
LP残量284:00
EP残量566:00

DRは、デジタル放送ものままのストリームを録画する無エンコードのモードで、HG,HX,HEと下に行くことに圧縮が大きくかかる。XP以下は、解像度を720x480ドットのいわゆるSDモードでMPEG2で録画される。残量は、例だ。今回使ったHLモードは、上の表を見ると、おそらく、4Mbps程度のビットレートとなりかなり圧縮されていると思われるが、ほとんど破綻が無く録画されているのには驚かされる。この録画エンコード機能に関しては、東芝のレコーダよりかなりいい。東芝のレコーダでは、これくらいのモードだと、ブロックノイズが出まくり状態となり、見るに堪えない画質。

何本か貯まったので、BD-Rにムーブしてみた。当然ながら、Blu-ray HDRでは何の問題もなく再生できる。なんと、2時間程度の映画が、6本も書き込めた。まだ少し余っているようだった。実をいうと、録画番組をBlu-rayに書き込んでみたのはこれが初めてだったので、1枚に沢山書き込めて良い。片面のメディアで十分実用的だ。HD DVDでは、画質が破綻してしまうので、あまりビットレートが下げられない上に、容量も15GBしかないため、ほとんど録画したことがなかった。

これを、PS3で再生できるか試してみたところ、ディスク自体を全く認識しない。つまり、BD-Rが有ることすらわからない状態となる。たが、イジェクトボタンを押すとイジェクトはされる。ハードとしては認識しているが、ソフトが認識していない感じだ。
そういえば、DVDでも、ファイナライズしないと他機種では認識できないという現象が見られるので、そのBD-Rを、Blu-ray HDRに入れてみたところ、Blu-rayにもファイナライズが有ることがわかったので、ファイナライズしてみた。

これで大丈夫と、PS3にいれて見たが、なにも変わらなかった。もしかして、PS3のドライブが壊れたかと、試しにPCで作ったBD-Rをいれてみると、何の問題もなく認識して再生できる。もう一度、Blu-ray HDRで作ったディスクをいれると今度はなんと認識して、再生も問題無い。

ところが、ディスクを抜くかPS3の電源を切ると再び、認識しなくなる。PCで作ったBD-Rを読み込ませた後でのみ、認識するようだ。

なんだかよくわからないが、Blu-ray HDRで作ったディスクとPS3では何かしら互換性に問題があるのだろうか。違うとすれば、PCで作ったBD-RはSONY製の片面2層で、Blu-ray HDRで作ったディスクは、台湾のALL-WAYS製の片面1層という事だ。もし、ALL-WAYS製だからというのであれば、Blu-ray HDRで何の問題も無く再生できるのがちょっと解せない。

今度、日本製のBD-R使ってBlu-ray HDRで書き込んだディスクを試してみることにしよう。

2010年6月11日金曜日

Blu-ray HDR (TZ-BDW900J)

当家では、J:COMに加入してて、いままでCATV STB(セットトップボックス)としてHDD付きのHDRを使用していた。九州でも、Blu-ray HDRというBlu-rayドライブの付いたSTBが使えるようになったので、申し込んでいたところ、先日機種交換となった。
設置には、30分もかからなかった。配線がちょっと面倒なので、頼まずに私の方でやった(シールの[3]というのは、セレクタの番号だ。これを貼っておかないとどうつながっているか分からなくなる)。
デザインは、まあ、普通だろう。いままでのSTBがダサ過ぎたと思われる。やっとまともなデザインになったということだろう。
電源スイッチは、左端。
ドライブ自体は、左端についているが、取り出しボタンは、右端。ちょっと使いにくい。思わず、ディスクを取り出そうとして、電源ボタンを押してしまったことがある。
これが、リモコン。デザインはいかにもPanasonicだ。
編集の時によく使うボタンが、カバーの下にあるのはちょっと使いにくい。
仕様としては、500GBハードディスク、Blu-rayドライブ、ダブルチューナー、でもAVC/H264エンコーダはシングルなので、同時にエンコードしての録画はできない。私は、いままでDVD/HDDレコーダーとして東芝製品をずっと使ってきた。東芝製品は、編集機能が凄いと言われていて、たいていのことができる。Panasonic製はどうなのだろうかと思っていたが。録画番組のCMカット編集に関して言えば、もしかすると東芝よりもいいかもしれない。

これがメニュー画面。起動したときはこの画面となる。
番組表は、Panasonicの共通のもの。
1チャンネルだけを、1週間通して見れるのは、今までのHDRではなかった機能で、使いやすい。東芝のレコーダーでは、昔からあったが。
これが、予約一覧(内容は見えないように消してある)。
録画一覧。カテゴリで分類できるようになっている。東芝製レコーダーでは、フォルダー管理できるので、やはり、東芝の方がいい。そのためか、数百番組を貯め込んでしまっても見通しが良かったが。
ここでサブメニューボタンを押すと、この様なサブメニューが現れる。
CMカット編集する場合は、ここで番組編集を選ぶ。そして、部分消去を選択。
このような編集画面になる。先頭の不要部分を削除するには、ここを開始点と指定する。
自動的に、終点のところにボタンのフォーカスが移動する。
番組はじめから、番組内容のはじまるポイントを見つけて、終点を指定し、消去実行を実行すると。以下のような画面になる。
これで不要部分が削除される。先頭だでなく、中間のCMも次々と指定して
一度に削除することもできるが、途中で間違えると、[戻る]ボタンで、最初からになってしまうのはちょっと痛い。せめて直前のポイントだけをキャンセルする機能があると良いだろう。
ただ、総じて、そのように複雑なことができないためか、操作自体は簡単で、編集点(ポイント)を早送りや、スロー再生などで探すのも、慣れると手早くできる。

大きな問題点もあった。設置して一番しまったと思ったのは、外部機器への録画予約が出来なくなったこと。いままでは、STBに画像安定装置を噛ませて、東芝製のレコーダーに入れていたので、東芝製レコーダーで直接DVD-Videoを作成できて便利だったのが、それができなくなってしまった。今後は、DVD-VR(CPRM)としてDVD保存になってしまう。

しかし、それ以上に便利になったこともある。それは、録画予約は、STBだけでいいと言うことだ。いままでは、STBに予約して、東芝製レコーダーにも予約するという2重の予約が必要で面倒だった。また、毎週録画などにしておくと、時たま5分や10分前後して番組がずれて放送されることがあるが、そういうのに対応できなかったのが、できるようになった。

そして、当然ながら、ハイビジョン番組をハイビジョン番組のまま録画して、Blu-ray disc に保存できるのもいい。

結果、満足している。やはり、Blu-rayは良い。当然ながら、将来東芝製のBlu-rayレコーダーが出れば、買うことになるだろうけど。

2010年6月2日水曜日

夕日をまた撮った

今日は、天気も良く、黄砂も無くて夕日がとても綺麗だった。いつもこれなら、車も砂だらけにならず良いのだが。先週洗車したばかりだし。
カメラは、FinePix HS10だ。もう少し早く帰ってこれれば、まん丸の夕日が撮れたかも知れないが、間に合わなかった。

HDMIセレクタ DN-HDMI423

HDMIセレクタを購入した。上海問屋オリジナル製品だ。実を言うと、すでに同じ上海問屋のHDMIセレクタを使っていて、その製品は4入力、2出力タイプだ。そして、今回購入した製品も4入力、2出力。なにが違うかというと、スプリッター機能が付いていて、同じ入力を同時に2つの出力端子に出せるという点。いまの製品は、同じ入力を2つ出力に同時に出力ができなかった。これが意外に不便だった。というのも、たとえば、出力1が入力1が選択されている時に、出力2を入力1に切り替えには、まず、出力1を入力1以外に変更してからでないと、切り替えられないなどだ。また、隣にいる家内にも同じ内容を見せることもできなかった。
真ん中の黒く細いのが、そのセレクタ。出力1用と2用のそれぞれにLEDランプが付いていて、入力を選択だきる。リモコンも付いていて、なかなか便利。
こちらが、ケーブル接続の裏面。電源は5VのACアダプタ。
左側面には、光り出力端子がある。だが、いったい出力1と出力2のどちらで選択したものが出るのかは不明だ。
右側面には、USB端子があるが、特に機能説明はない。おそらく調整用もしくは、アップデート用なのだろう。

さて、使いがってだが、なかなかいい。選択した機器がHDMIを認識するのに、少々時間はかかるが(5秒程度)、問題ない様だ。また、同時に2つのモニターに出力できるのも確認した。面倒が無くなった。

現在接続している機器は、入力はRD-A301、RD-X7、CATVチューナー、PS3の4台。出力は、Panasonic製20インチ液晶テレビと、27インチのPC用液晶モニタだ。

特に、27インチ液晶モニタ(LG製W2753V-PF)がちょっとHDMIとしての認識があまり良くなく、5秒程度認識に時間がかかるのはこのモニタだ。Panasonic製の液晶TVは、認識が早い。


総じて、購入して良かった。だが、問題もあった。製品が届いて、2日したら、電源が入らない。ACアダプタを同様の仕様の別のものに変えてみたら、動作する。ACアダプタが不良だととして問い合わせしたら、すぐに送り返してくれというので、着払いで送り返した。そしたら、すぐに戻してきて、現象発生せずでそのまま戻ってきてしまった。しかし、ちゃんと動作したのでまあ良かったが。だが、また、2日したら電源が入らなくならないかちょっと心配している。